私があまり本を読まなかったのは

高校時代から今までの6年間、私はほぼまったくと言っていいほど読書をしない学生でした。

 

中学生のころまでは結構な読書家でした。

小さいころは家に絵本があふれていたし、

小学生のころは図書館に住んでた。年に60冊とか借りて賞状もらったりしてた。

中学生の時は朝読書の時間と、休み時間にずっと本を読んでた。

 

お気づきでしょうか。

自発的に書を求めたのではなく、賞とか朝読書の時間とかを介して義務化されてゆくさまが見えますね。

 

高校に入ってからは毎日受験の厳しさを説かれ

宿題に追われたり部活で絵を描きまくっていたりしたら本なんて全く読まなくなってしまいました。

大学に入ってすぐ、受験で培った「論文読みテクニック☆」にアレルギーが出始め、活字から離れてゆきました。授業で課された論文をふんばって読むのが精いっぱいになりました。

 

楽しい本の読み方がわからなくて苦しんでいました。

読んでも読んでも頭に入ってこないですっとんでゆく。

一本道においしいお菓子がたくさん落ちている。それをひとつひとつ拾って食べればとても幸せな気持ちになることは分かっているのに、たまらなくなってそれらを踏み潰しながら走ってしまうような。

 

大事なことはだいたい本に書いてある。もっともっと読まなきゃいけない。

自分でわかったときにはもう学生生活はほとんど終わっていた。

 

わたしが自分ですきなものをもとめて、自分で探究する力は、

いつどこで落としてきてしまったのだろう。

いつどこで踏み潰してしまったのだろう。

だれに奪われたわけでもない。自分でどっかに落としてきたんだ。

わたしが脱学校に心ひかれたのは、そういういままでの落し物をぜんぶ学校のせいにしたかったっていうのもあるんだろうなあと今は思う。

 

もどって探すことはできないから、もっかい自分で探さなくちゃいけないんだろうな。

まずは、この夢か現かみたいな文章と、ちゃんとした文章を使い分けられるようになりたい。